先 日75年機械系同期入社の集まりがありました。今回の集まりで7回目になりますが、新入社員当時、4ヶ月機械設計には欠かせない金型工場での研修で毎日顔 を合わせていたメンバーです。当時はやりのメカトロニクスを学ぶという事で金型工場での実習でしたが、その時学生気分の抜けていない新入社員を毎日厳しく 指導していただいたのが、当時生産技術センターの春山丈夫所長でした。

 今回は特に春山所長の米寿の御祝いを兼ねた集まりになりました。春山所長は日本のテレビジョン1号機を作られた方でもあります。当時知りませんでした が。春山所長の座右の銘は「温故知新」でした。これは過去のことを研究し、現在の新しい事態に対処することという意味ですが、まさに今の状況を言い表して いると思います。

 シャープも100年の企業となり長い歴史を重ねてきましたが、世界最古の歴史を持つ会社のトップ3はすべて日本の企業です。この長い歴史を持つ企業はど のようにして長い歴史を積み重ねてこれたのか、考えてみるのも必要でしょう。「温故知新」を常に言っておられた春山所長でした。過去のことを振り返る余裕 を持つことが今、更に重要になってきているように思います。